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熱の遮断
植栽の土壌に含まれている水分が、蒸発して熱を奪うため、建物に熱が伝わりにくくなります。建物内の冷房量を減らす事につながり電気の節約にもなります。
ヒートアイランド現象の緩和
植物は、葉の表面から盛んに水分を蒸散させて、周囲の空気を冷やします。この特徴を利用して、近年深刻化しているヒートアイランド現象(都市の地面の大部分はコンクリートやアスファルトなどの乾燥した物質で覆われているため水分の蒸発による温度の低下が少なく、日中蓄えた日射熱を夜間に放出するため気温が下がりにくい状態になる。この結果、都市部では郊外と比べて気温が高くなり等温線を描くと都市を中心とした「島」があるように見えることからヒートアイランド現象と呼ばれる。)を緩和する働きがあります。
大気汚染の緩和
植物は、光合成により地球温暖化につながる二酸化炭素を酸素に変えてくれます。また植栽土壌については、各種の気体(フロン、CO2、Nox、SO2、粉麈、O3、貴金属etc・・・)を吸着する性質をもち、特にフロンについては分解してしまうといわれています。これは、土壌に生息する微生物の働きによるものと考えられ、オゾン層破壊を緩和する働きがあります。
騒音の低減
樹木は音を吸収・反射して騒音を低減する働きがある上、樹木があるだけで心理的な騒音低減効果もあるといわれています。
建築物の保護
植栽土壌は、酸性のものをアルカリ性に変え、アルカリ性のものを酸性に変えることができます。もし建物に酸性雨が降っても中性に変化するので、建物の老朽化が抑えられます。
雨水の一時貯留
近年、都市では雨水を吸収できるような所が減少し、都市型洪水が発生しています。屋上庭園の土壌は雨水を一度に流さず吸収し、排水溝への流れ込みを遅らせることができるため都市型洪水を抑止する効果があります。
小動物の生息環境の向上
庭の一部をビオトープガーデン(比較的小さなまとまりをもった野生生物の生息場所のこと。)にすることによって、小動物が集まる環境ができ自然保護につながります。
心の癒し
緑化することで、樹木、水、空気、光が生み出す浄化作用が、人間と自然が共生する癒しの空間を創出します。
また、医療分野でも患者さんが園芸作業をすることで症状の回復に効果があるといわれており園芸療法(土をつくり、種を蒔き、育て、収穫し、食し、保存する一連の園芸作業の中には人間の暮らしに必要な多くの生活要素と感情の表現「うれしい、きれい、懐かしい、悲しい、おいしい、いい香り、いい手ざわり」といった五感に訴えるものを多く含んでいます。この作用を高齢者や障害者、社会的に不利な立場にある人々の心や体のリハビリ、社会復帰、生きる力の回復などに役立てる療法。)として注目されています。

 

 

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